今日の一言

秋の行楽シーズンまっさかり:2018/11/09

秋ですね。
秋といえば、行楽シーズン。
紅葉などを見に旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか。
そんなわけで、紅葉狩りに、鈴鹿山脈をめざすことにしました。

鈴鹿山脈には、御在所岳をはじめ、いい山がたくさんあります。
(御在所岳は、ロープウエイがあるので、行かれた方も多いかと)

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(鈴鹿山脈越しに、伊勢湾と大王崎まで見えています)

私が今回、目指したのは雨乞岳といいます。
御在所岳のすぐ目の前、琵琶湖側にあります。
雨乞岳からは、琵琶湖側に、眺望をさえぎるものがないので、
ひじょうに見晴らしがいいんですね!

でもでも。
山頂まで、遠いのです。
山道をずっと歩いていくのです。
もちろん、地図には2時間ほどで到着と書いてあります。
でも、2時間歩いても、ぜんぜん到着しない...
行程の半分ぐらい。

なんでだろう。
なんでだろう。

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不思議に思いながら歩きました。
(おかげでかわいいブンブンとも、出会えましたが...)

そうです。
9月の台風の影響で、山道が荒れていたんです。
大きな木が、ばんばん倒れています。
斜面に沿った道は、崖崩れで、なくなっています。

そんなところを、よっこいしょ、よっこいしょ。
と進んでいくわけですから余計に時間がとられて、とられて。

だから、往路は紅葉を楽しむ余裕はありませんでした。
でも、復路で、やっとその余裕が生まれました。

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♬ あーきの、ゆーひーにー ♪
と思わず童謡「もみじ」を口ずさんでしまいます。
こんな歌、いまの小学生は習っているんでしょうか。

自分の歌う童謡と、紅葉に癒やされた一日でした。



ゆずの木ホームへの慰問:2018/10/25

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京都で一番高い山、愛宕山の真裏にあたる場所をご存じですか。
そのあたりは水尾、といって名産はゆず。
採れたゆずは平安時代の昔から、皇室に献上されていたという歴史ある土地柄です。

あだしの念仏寺ちかくの鳥居を西にはいり、保津峡に沿って、軽自動車のすれ違いすら難しい道を1時間ほど走ると到着です。

そんな場所に、児童養護施設、ゆずの木ホームがあります。
ここで生活している子ども達は、5〜7名ほど。
ここ最近、6年間ほど、ここに通い、子ども達と一緒に、ポップコーンをつくり、
施設を訪れた人に無料でふるまうという、ボランティアをしています。

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ポップコーンをつくるというボランティア自体やりがいがあるのですが、
空いた時間に、子どもと一緒に、大自然のなかで、虫をつかまえたり
飼われている犬と、散歩をしたりというのが、もう一つの楽しみです。

都会で疲れた心が、癒やされます。

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この日はレオンちゃん(チワワ)と仲良くなりました。
レオンちゃん、また会う日まで、元気にしててください!



夏休みはいかがでしたか:2018/08/20

当社の夏休みは、8月18日金曜日まで。

休みを利用して、かねてから訪れたいと願っていた京の奥座敷「貴船山」へ。
全国に450社ある、貴船神社の総本社である。
貴船山自体がご神体であるから、貴船山に登るというのは、ある種の修行のようなものかもしれない。

ただ、標高687m。
なんということはない「低山」である。

京都バス、二ノ瀬バス停で下車。
叡山電車の二ノ瀬駅でも、ほぼ同じ場所に行ける。

登山口には、小さな神社があった。
山の神様に、登山の安全をしっかりとお祈りすることを忘れてはいけない。

1時間15分ぐらいで頂上に到着。
眺望は開けてはいないのですぐに下山開始。
下山に、上りルートと違う選択したのが、間違いであった。

GPSの地図には、道が表示されており、
たしかにその上に、自分が存在するのであるが、道はない。(^_^;)
どういうことだろう。これは。
おそらく、台風や土砂崩れなどにより「道なき道」になってしまったということだろう。

ちなみに。
山岳地帯での遭難の大半は、下山時に発生するという。

ここで、私は、軽い遭難をはじめて体験した。
この一歩を踏み外したら、ガケの下に落ちるというポイントも、何カ所か通過せざるを得なかった。

装備は完璧、地図読みも完璧、GPSを持っている。
それでも迷うのが、登山なのだ。
山の恐ろしさをはじめて知った。

仕方がないので、木に巻き付けられた赤い印を目標に、
すこしずつ歩いていくことにして、最終的には、無事下山。
10mが100mに感じた。
状況は、獣道以下、道なき道であった。
10mぐらいの段差がある沢もくだった。
もちろん、身体中「泥だらけ」であった。

このとき、ひとつだけ嬉しいことがあった。
花との出会いである。
山登りを健康維持の一貫ととらえている私は、基本的には、草花にあまり興味はいだかない。
ただ、これはあまりに珍しく感じたので、写真に収めておいた。

帰宅後、調べてみると九輪草という名前であることが判明。
なんとひじょうに珍しい種だそうだ。
京都では絶滅危惧種に指定されているらしい。

遭難するような場所で、ひっそりと生えていた九輪草。
また会いに行きたい。

愛媛県に執筆代行のため取材:2018/05/21

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ゴールデンウイーク合間の2日間。
愛媛県のお客様から、執筆のご依頼があり、取材に訪れた。
場所は、松山市。
ご多分に漏れず、取材のあとは、観光となる。

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初日の泊まりは「ホテル たいよう農園」。
農園関係者が経営しているのだろうか。
この4月にオープンしたらしい。だから、まだ一カ月たっていないことになる新しいホテルだ。

予約のとき驚いたことがある。
それは価格。
一泊二食付きで、4900円。
ウソだろと正直、疑う。
でも、楽天トラベルに明示されているから、間違いはない。
レビューもないが「エイヤッ」と予約ボタンを押した。

朝食、夕食ともバイキング形式だった。
農園が経営しているだけあって、素材はおいしい。
タマネギ1個まるごと、そのまま炒めてある。
そんな料理ばかりだが、おいしかったので問題なし!

難点は、ホテルの場所。
道後温泉からは離れている。
だが、車で20分ぐらいで到着できるので、問題はない。
道後温泉近くは、一泊2万円ぐらいとなる。
でも大した宿でもないので、コスパはこちらのほうが断然よかった。

道後温泉に到着。
本館は、驚くほどの大行列だ。
100人ほどはいるだろうか。
まさか、ここに並ぶのは、想像するだけでしんどい。

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すぐ隣にある飛鳥の湯へ行く。
なかでは、プロジェクションマッピングをつかって、壁一面に「鳥」を飛行させたり、なかなか小技のきいた演出をしてくれた。

松山城へ登る。
多くの観光客は、リフトを選ぶようだ。
私は「歩き」。
歩いたほうが、健康にいいと、思うのだが。
こういう階段をみると、気がひけてしまうのだろう。
私には、絶好のトレーニングコースに映るのだが。笑

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愛媛美術館のほうに下り、美術館のなかから松山城を望む。

愛媛県ではずせないグルメが、塩パン。
パンメゾンの支店を訪れる。
ご覧の通り、店内に行列ができており、みな塩パンが焼き上がるのをじっとまっている。

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「お待たせしました〜」

という店員のかけ声で、順番にもらっていく。
ひとり5〜10個はとっていくから、すぐになくなってしまう。

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とてつもない、繁盛店だ。
今度、東京に進出するらしい。
一気に全国区になるだろう。


松山市には次回、取材で、いつ来られるのだろう。
行きたい場所は、無数にある。
今回はそのなかの数分の一も訪れていない。

自費出版や、執筆依頼のお客様から、お声がかかるのを「ただひたすら」待つこととした。(^_^;)

緊急対応・土日対応もよろこんで!:2018/04/05

三月の初旬、事務所の電話がリンリンと、鳴りました。
昨年10月頃、執筆のご依頼をくださった仙台のお客様でした。
「追加の執筆を至急お願いしたい」


とのこと。至急となった場合、問題はこちらのスケジュールが空いているかどうか、です。
幸い、2日後の「土日」なら、空いていることがわかり、お客様もOKとのことだったので、急遽仙台に向かうことになりました。

京都から仙台に向かうとなると、さすがに飛行機ですね。
飛行機のたのしみは、雲の上の風景。

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写真はおそらく南アルプスです。

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富士山はたいてい、突き出していますね。

(略)


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取材は無事終わり、折り返しの飛行機には間に合わないので、宿泊。
写真は夜のホテル、部屋からの風景です。
これが出張の、もう一つの楽しみ。(^_^;)

いつもお客様が仙台パークホテルを、抑えてくださっています。
それで、ここの朝食が、ほんとうに美味しいのです。

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なかでもたまらないのが、地元の畑で採れたてのアスパラ。
バイキング形式なので、何本食べたことか。
おそらく、10本以上はいっているでしょう。

第二のおすすめが、小松菜ジュース。
こちらも同様に地元の畑で採れたてのものが、他のフルーツとともに絶妙の配合で出されてきます。3杯はいったでしょう。
朝食が終わったころには、案の定、お腹タプタプでした...。
食いしん坊は、よくないですね。

最後に。

ライティング株式会社は、急な取材、急な発注、ぜんぜんOKです。
また、リピーターの方であれば、よろこんで土日対応もいたします。

つぎは、日本全国、どの町からのお客様からお声をかけていただけるのでしょうか。

楽しみ、です!








愛媛県の自費出版ご希望のお客様を訪ねて:2018/02/05

愛媛県のお客様から自費出版の問い合わせをいただき、でかけました。愛媛県といっても、その範囲はひろく、県庁所在地の松山から車で1時間かかる八幡浜市でした。

空港から八幡浜までは電車でいこうかと考えましたが、さまざまな便を考え、レンタカーで行くことに決定。

この選択が功を奏します。

それは、八幡浜まで、ルートを模索中のことでした。ナビ経路検索をすると、高速道路をつかえば50分ほど、地道でゆっくりいけば1時間20分ほどということでした。

急がば回れ、を信条としている私の選択はやはり地道。
これしかない。

ファストフードではなく、スローフード、スローライフの時代ですから。
いそいでも、何もいいことない、ですやん。
つまづいて、こけやすくなるだけです。w

そういえば...。急にふと閃きました。
以前NHKの人気番組「ドキュメント72時間」でみていたJR予讃線の下灘駅はどこだったけな、と思いさがしてみると、あるじゃないですか。それは車のナビが検索した、まさにそのルート上でした。

なんの時間的、肉体的苦労もなく、あの憧れの聖地に、たどり着けるとは。
感動で胸があつくなります。
いきたい、いきたい、早くいきたい...。思いが募りますが、これはだめだめです。スロードライブが基本です。

国道をほぼ、制限速度でゆっくり走り、下灘駅へたどり着きました。


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おおくは語りません。
写真から、感じてください。
1時間ぐらいは、ぼーっとできたでしょうか。
1〜2時間に一本しか、電車はありませんから、その到着をみて、去りがたい気持ちをおさえて、ふたたび八幡浜へ向け、出発。

八幡浜へ到着。
お客様とのお約束まではあと2時間はあります。地元に名物が2つある、とのことなので、よくばって二つ両方にチャレンジしてみようと思いました。


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第一に、ちゃんぽん。
一口目(ひとくちめ)を食す。
味は、ふつう。ふつう、すぎるかも。

こんなもんかな、まあ、うまくもまずくもないが、最後まで食べよう、そう思って、2、3,4,5口目とすすむたびに、印象が変わってきます。

まてよ、これうまいかも(2口目)
意外に、好みかも(3口目)
好み、どころのレベルではない、目茶苦茶うまい(4口目)
また、ひとりでぜったいに来る。これだけのために...(5口目)

と変化していったのでした。
こんなちゃんぽん、反則。
死んだふりしてたけど、じつは生きてた昆虫、みたいな。
最初の一口目から、美味しいと言わせてほしい。
ややこしいぞ〜。八幡浜ちゃんぽん。


第二に、パンメゾン。
1日に6000個がうれるという塩パンが、名物。全国に塩パンブームを巻き起こし、マスコミ、芸能人が殺到する店として有名です。

さきほど、ちゃんぽんと同時にチャーハンを食べた私のお腹はすでに腹7分目。健康のため、普段から、腹を八分目にすらほとんどしない私ですが、このときばかりは出張なので、別腹と割り切ることに。

それでは、出発。パンメゾンに、いくぞ〜。
拳をつきあげ、ふたたび意気込む。

って、ちゃんぽんの店から、車で1分で到着。(笑)
あるいても、来れた。
意外に小さな、町だったのね。

安い、はやい、うまい。
ありきたりのキャッチコピーがぴったりくる店でした。
店内は、まるで、お菓子の国のよう。
ああ、全部食べたい。

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迷いにまよって、絞りに絞って、4種類ほどのパンをゲット。
味は、いうまでもありません。
そうだ、お土産にしよう。

もうこれで、土産物屋に寄る必要はなくなりました。

そんなこんなで、そろそろ、お客様との面談の時間になりました。
もう残り、15分間しか、ない。
車のイグニッションキーを回し、おもむろにアクセルをふかし、エンジンの調子をたしかめます。ナビも再開させる。

おまえの本来の目的は、観光じゃないだろ。
お客様のご希望をお聞きし、一生に一冊の自費出版のお手伝いをすることだろ。
ちゃんぽんや、パンにうつつをぬかし、もう、おまえの大切な使命を忘れてしまったのか。

そう自分に言い聞かせながらの、再出発。
ふたたび、ビジネスの現場へと戻る、私でした。





宮崎県のお客様を訪ねて:2018/01/18

お客様から問い合わせがあり、宮崎県に出向くことになりました。
京都から宮崎に行くとなると、費用、労力などの面において「たいへんかな?」と少し心配していたのですが、全然大丈夫でした。

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飛行機を2週間ぐらい前から予約すれば、1万台前半でチケットを購入できますし、いったん宮崎空港に到着すれば、電車やレンタカーで市内まではすぐのようです。

ただ、お客様の場所は、宮崎空港から1時間ほどかかるとのことで、お車にて空港まで迎えにきてくださいました。道中、時間がたっぷりあり、わざわざ、名所旧跡の多い、海岸線を走ってくださいましたので、景色がきれいでした。きれいなビーチやリゾートホテルもあります。個人的には立ち寄りたい場所がたくさんあったのですが(笑)、「まさか○○神社って、有名なところですね。すこし観光したいので止めてください」とお願いするわけにもいかず、ぐっと我慢しました...。

お客様の自宅に到着。ひろい敷地のなかに、お屋敷があり、経営していたという工場もあります。当社の出版のシステムを一通り、説明したあと、お昼だからと弁当を出してくださいました。ただ、肝心の出版契約の話となると、まだ少しご心配のようだったので、とりあえずその場はお引き取りし、後日可否の連絡をもらうことにしました。

さすがに宮崎まで来て、直行直帰するにはもったいないので、翌日は県内を一通り見てから京都に帰ろうと思い、まずは市内中心部に近い宮崎神宮に参ることにしました。

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神武天皇の孫が、祖父をしのび鎮祭したという宮崎神宮。なんと紀元前の建立だそうです。当社のある京都は「なくよ(794年)ウグイス平安京とよばれる京都には、古い神社が多い。日本一の都市だ」と、どこか誇らしく、思い上がった気持ちをもっていた私は、京都より歴史のある都市は日本にどこでもあるんだ、という当たり前の事実を思い知らされました。

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神宮の門前には、和菓子屋がありました。
薩摩蒸氣屋さんという屋号でした。
「旅の楽しみは、食にあり」
を信条とする私は、イチゴ大福とみかん大福をいただきました。
イチゴとみかん、まるごと一個はいっている贅沢な饅頭です。
列車が1時間に1本ぐらいしかなく、待ち時間が多いので、ゆっくりいただくことができました。

つぎに大御神社を訪れました。
県内の北部なので、レンタカーで2時間ほど走りました。
ただ、そこまでした甲斐がありました。
すばらしい神社です。
まず、境内全体が日向灘に面しており、絶景が見られます。
また、竜がのぼっていく様のような洞窟(縄文時代以前)や、国歌にうたわれる「さざれ石」が見られます。

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境内から難所で知られる日向灘を1時間ほどぼおっと眺めました。2600年前に神の国、宮崎をあとにして、畿内を目指した神武天皇。宮崎南部を出発され、北部の大御神社にいったん立ち寄り、ここから瀬戸内をとおり、大阪、熊野を目指したといいます。途中、神武天皇の畿内入りをはばむ勢力と戦いながら、海路を船で向かう旅は、ほんとうにたいへんだっただろうと想像が付きます。これを神武東征といいます。

神の国、宮崎県を訪れることができた私は幸せ者です。
お客様。
どなたか、私をふたたび、宮崎に呼んでください。

 

鈍感な私...:2017/10/07

 8月末、尾瀬に行ったときのことです。
 そうです。
 あの「はるかな尾瀬〜、遠い空♪」の歌で有名な尾瀬ですね。
 水芭蕉で有名な尾瀬の湿原は、2つの山で挟まれているのですが、そのうちの一つ、至仏山にカメラを向けて写真を撮った一枚を、私の母親に見せたところ、
「この雲、龍、みたいやで」というのです。
 
 尾瀬から一カ月後のことです。
 大阪の南部のほうの「お客様」(自費出版希望)のところに出かけました。
 そのお客様は、僧侶であり、そのお寺は以前、廃寺になっていました。
 ですが、お客様が住職として、そのお寺を継ぐことになり、その顛末をお聞きしていたところ、このお寺は「八大龍王」が祀られているとおっしゃるのです。
 八大龍王の石碑も見せてもらい、参拝しました。

 それから1週間後のこと。
 新潟県の「お客様」(自費出版希望)のところにお伺いさせていただくことになり、アパホテル上越妙高に宿泊することにしました。
 すると、ホテルで光のイルミネーションというイベントをやっていたのです。そのイルミネーションのテーマが「龍」。何体ものきれいな龍を見せて現代的なアートの感覚で見せてもらえました。
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 龍のイルミネーションをみた翌日。
 予定では、近くの妙高山をロープウエイで登り、山頂付近をトレッキングするつもりでした。
 ところが。
 当日は、暴風雨。
 なので、ロープウェイは休止となっており、妙高山トレッキングも止めざるを得ませんでした。
 代わりにどこにいこうか。
 神社詣でが、趣味の私は「長野県 神社」でネット検索してみました。
 すると、検索の結果は、諏訪大社が第一位に表示され、二番目に戸隠神社、と表示されたのです。
 そこで、戸隠神社についてさらに検索すると、3つほどの場所の離れた社で構成されており、もっとも由緒がある奥社にいくには、駐車場から山道のような参道を2キロも歩く必要があるとのことでした。
 この暴風雨に、山道2キロは、危険だ----
 そう判断したはいいものの、実際に参道の入り口に来てみると、
 同行していたYさんが、こういいました。
「これぐらいの雨、大丈夫ですよ」と。
 二キロの山道を往復で歩くと、最低でも2時間ぐらいはかかりそうです。
 登山やトレッキングは「怖がって、中止したり、引き返すぐらいの判断ができて、ちょうどいい」と思っている私は「取りやめ」、でもそういった知識のないYさんは「決行」となり、判断が分かれました。
 でも、私は彼女の判断を重んじることにしました。
 なんとなく、それが正解だったように感じたからです。
 そこから片道2キロの、山道をふたりで黙って歩きはじめました。
 やっと到着したその奥社の名前は「九頭龍社」。
 あとでわかったことですが、九頭龍は八大龍王のなかのひとつだそうですね。
 
 帰りの新幹線の上越妙高駅に到着して、ちょっと時間があったので、名残惜しく今日回った妙高山、戸隠山などを、駅の大きな窓から眺めていると
「あの雲、龍みたいですね」
 とYさんが言うのです。
 その雲は、たしかにそうでした。
 3週間前に、尾瀬でみた、あの龍の雲にソックリでした。

 3週間前の尾瀬での天気は、前日に、寒冷前線が透ったあとのものでした。
 戸隠神社を訪問したあとの天気も同じく、寒冷前線のあとのもの。
 上空はかなりの強風が吹きやすくなっていたと思われます。
 自然現象を科学的に分析すると、同じような天気で、同じような雲が現れるのは、偶然でもないですし、珍しいものではないでしょう。

 でも、これだけ「龍」が登場して、私はハッと気がついたのでした。
 ほんとに、ここまで気がつかなかったのです。短期間のうちに、
 尾瀬の龍、大阪の八大龍王、アパホテルの龍のイルミネーション、戸隠神社の九頭龍社、そして上越妙高駅での龍......

 考えてみれば大阪の「八大龍王」を祀るお寺にでかけたのは、お会いしたこともない、はじめてのお客様からの「どうしても...」という私個人へのご指命でした(不思議ですよね)。
 それに、龍をまつる戸隠神社へは当初の予定にはなく、天候が急変し、仕方がないのでお詣りしたという経緯があります。


 龍に導かれている?!


 鈍感な私は、神様から
「これでもか、これでもか」
 というほど、「龍」を見せられて「やっと」私はこの事実に気がついたのでした。
 
 ものの本によると、神社にお詣りするときに、雨が降ったり、天気が急変したりするのは、最高の吉兆だそうです(この後、調べてはじめて知りました)。

 また、神社にお詣りしたあとに、龍のような雲があらわれるのは、よくあることだそうで、これは龍神さんが「あなたが神社で願われたことを、後押ししますよ」というサインだそうですね。

 そういえば、私は神社にいくと、不思議なことに遭遇することが多いです。
 そのうちのひとつだけ、紹介しますと...。

 最近は毎年、伊勢神宮にお詣りにいくのですが、昨年のことです。
 内宮でアマテラス様に手を合わせたところ「御簾」がさっと、風にあおられたのです。
 
 この現象も、精神世界では、最高の吉兆とされており、神様があなたを「守っていますよ」というわかりやすいサインだそうです。
 たしかに、お詣りしたときは、風はまったくなかったのに、そのときだけ、内宮の御簾がさっと上がったのです。

 不思議な現象を、上げるのはもうこれで、よしておきます。
 言い過ぎると、信じてもらえませんからね。
 まだまだ、眉唾ものの体験というのは、ほんとうにたくさんあるのですが。

 最後にひとつだけ。
 なぜ、暴風雨なのに、戸隠神社行きを決行しようという、Yさんの意見を尊重したのか?
 それは、Yさんの目がまるで「龍のよう」だったからです(笑)。

 尾瀬での写真です。
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尾瀬に行ってきました!(2):2017/09/13

前回の続きです。

前泊した尾瀬戸倉にて、翌朝8時には目が覚めました。
でも、外はあいにくの雨。
私は「晴れ男」なので、止むだろうなと思っていたら、
出発直前には、本当に止んでくれました。
きっと日頃の行いが、よいのでしょう。笑

さて、タクシーにて登山口である鳩待峠に到着。
11時ぐらいに出発で〜す!

鳩待峠から、尾瀬ヶ原までは、ほぼ下りのみで、なんなく30分ほどで到着。
「クマが出没します」と地元の警察官の方に注意をうけましたが、
前もって「クマ鈴」をつけていることも有効だったようで、
夢にまで見た、憧れの尾瀬ヶ原に、ついに到着です。

残念ながら、花が咲き乱れるシーズンは終わっていたのですが、
それでも、充分にきれいでした。

「はるかな、おぜ〜、とお〜いそら〜」と、
あの有名な歌を歌いながら、尾瀬ヶ原を3時間ほどかけて半周しました。
ひとりなので、歌でも歌わないとやってられません。
一人トレッキングというのは、意外にさびしいもんです。はい。

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写真は、至仏山です。
明日はここに登るのか〜と、おもうと、身が引き締まる思いです。


2泊目は、尾瀬ヶ原の西の端にある、尾瀬ロッジに宿泊。
朝6時に朝食を食べ、7時に出発。
悪戦苦闘しながらも、8時30分には、至仏山、頂上着。
あんまり気持ちいいので、2時間ほど頂上でゆったりし、
景色を楽しむことにしました。

帰りはすんなり下山でき、
前泊した尾瀬戸倉温泉で、ひとっ風呂、浴びました。

今回の尾瀬行きは、新潟のお客様と取材の仕事があったので、
実現できました。お客様は、ほんとうに神様です。

また、そのお客様には、残り5回分ぐらいの取材が残っています。
つぎは、どこの山に登ろうかな、と、期待も膨らみます。











尾瀬に行ってきました!(1):2017/08/30

社長の高木です。

私の趣味は、あまり言いたくありませんが、NHKの早朝や深夜にやっている、自然のきれいな映像がナレーションなしで、延々と放映されているような番組をみること、です。(^_^;)

あるとき。

「映像詩・尾瀬」という1時間ぐらいの番組をダラ〜とみているとき、
「尾瀬に行ってみたいな...」と、突然ひらめきました。

いつ行くか?
来月、それとも来年の夏?
そんなこと行ってたら、一生、行けない気がしてきました...。


ちょっと古いですけど...

いま、でしょ!

ということで、さっそく行ける日時を探すことに。

ありました。ありました。
すぐに見るかるもんですね。

その週末、ちょうど新潟に出張があったのですね。
新潟の自費出版ご希望のお客様の取材が、あったのです。

そして、あっという間に一週間が過ぎました。

無事、新潟のお客様の取材を夕方に終え、
その日のうちに、北陸新幹線、上越新幹線を乗り継ぎ、
上毛高原駅から、軽のレンタカーを借り、尾瀬の登山口にあたる
尾瀬戸倉温泉の旅館、一仙さんに到着。

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夜の9時ぐらいでした。

夜の遅い到着でしたが、
なんと、当日は宿泊は私だけだったので、貸し切り状態。
温泉を独り占めできたので、仕事で疲れた体力を回復させることに成功しました!

明日は、天気になあれ。








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