著者の声 フライト・ゲーム

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著者インタビュー

松葉先生

現在6刷・8,000部!

「売れたら野球部の部費に。売れなかったら我が子に贈る」――その決意から始まった本づくりについて伺いました。

自費出版の動機

三重県の久居農林高校で野球部の顧問をしていた頃、限られた部費で野球の練習用具の購入や試合の遠征費を捻出しなければならず、悩んでいました。

そこで、知り合いのスポーツライターさんに相談したところ、「野球の指導書を書いたらいい」と言われたのです。

確かに、本を出して売れたらお金になります。ただし、売れない可能性もあります。そう考えたとき、「どうせ書くのであれば、野球の指導書ではなく、父親として自分の子どもに贈れるような本にしたい」と思いました。

気がかりだったのは、私が実名で本を書くことで、子どもたちが学校で何か言われるかもしれないということです。しかし、とてもうれしいことに、子どもたちは「それでもいいよ」と快く了承してくれたのです。

売れたら部費に。売れなかったら我が子に贈る。

家族の応援も力となり、そう強く決意して、本気で本づくりに臨みました。

なぜライティングを選んだのか

私の場合、ライティングさん以外の会社には足を運んでいません。ホームページを初めて見たときに、「ここの社長さんは確固たる考えを持って、本づくりに人生を捧げている人だ」「会社の雰囲気にも曇りがない」。そんな印象を受け、「この会社なら間違いない」と直感しました。

実際に社長の高木さんとお会いして、1時間も経たないうちに「絶対にいい本ができるぞ」と、直感が確信に変わり、出版契約を結びました。

本の制作中はどうだったか

私に対して、「一緒に本をつくっていく」という責任と情熱を持ち、誠心誠意、力を注いでくれていることがよく分かりました。

何より、私がうまく言葉にできなかった思いをくみ取り、相手に伝わる文章になるように、ひとりでは思いつかなかったようなたくさんのアイデアを出していただきました。そのおかげで、自分でも驚くような内容の本を執筆することができ、とてもうれしく思っています。

もしまた本を出すことがあったら、私は真っ先にライティングさんのドアをたたきます。

ほかの自費出版会社と比較できるような経験はありませんが、それでも、そう思っています。

出版後の感想

「結局、出版で大もうけしましたか?」とよく聞かれるのですが、私は十分な成果を出したと思っています。

地元書店特設コーナーとフェア
Amazon発売直後から全国より注文
現在6刷累計8,000部

出版後、私の地元の書店では店内に特設コーナーが設けられ、フェアを実施してくださいました。常時、本の宣伝・販売をバックアップしていただきました。

Amazonでも出品開始直後から注文が相次ぎ、全国から多くの感想をいただきました。その時点で、私の著書は4回の重版を重ね、4,000冊を売り上げました。

高校生が「チャンプ本」として紹介

さらに、「本の甲子園」と呼ばれ、毎年、全国の地区大会・都府県大会を勝ち抜いた高校生が集結し、「チャンプ本」の獲得を目指す「全国高等学校ビブリオバトル2016」予選・関西大会で、滋賀県立高校3年生の関友介くんが、私の処女作『フライト・ゲーム』を紹介してくれたのです。

そして、見事に関西大会の「チャンプ本」に選ばれ、決勝戦へ進みました。

私の著書を、私と心を同じくして「全国の高校生に届けたい」と大会で紹介してくれた彼の存在を知ったとき、どれだけうれしかったことか......。今でも、自費出版した本でこのような結果を得られたことは、誠にありがたく、光栄なことだと思っています。

出版によって得た3つの「財産」

また、本を出したことで私が得た「財産」は、それだけではありません。その財産は、大きく分けて3つあります。

  1. 本を通じて、それまで出会う機会がなかった方々と、たくさん知り合えたこと。
  2. 出会った方々とのご縁で講演に呼ばれるようになり、さらに多くの方に本を広められ、そこで出会った方々ともまた深い縁がつながったこと。
  3. 私自身が、そのご縁と教え子たちをつないであげられるようになったこと。

本を出す前の私は、生徒に「弁護士になりたい」と相談されても、「勉強を頑張りなさい」「弁護士になるならこの大学がおすすめだぞ」という、誰にでもできるアドバイスを返すことしかできませんでした。

ですが、私自身のご縁が広がったことで、生徒たちが「進みたい!」と思っている夢の現場を、彼らに体験させてあげられるようになったのです。

実際に会社に行き、働いている方々の話や考え方を聞いて、「やっぱりここで、この人たちと一緒に仕事をしていきたい」と思える体験。教師も知らない、本にも載っていない情報を得られるチャンスを、高校生のうちから与えてあげられるなんて、教師としてこんなに幸せなことはありません。

「本を出す」ということは、自分の力だけでは得られない、想像をはるかに超えた相手との縁を引き寄せることにつながります。その縁が生み出す力は、お金では絶対に買えない、お金以上の価値がある「一生の財産」だと思っています。



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