プロのゴーストライターによる取材方法

自伝・社史・ビジネス書・実用書を支える、当社独自の緻密で丁寧な取材方法

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よい本の基礎は、取材にあります。取材によって、お客様から「よい素材」を引き出せなければ、いくら文章力のあるライターでも、読者の心に届く原稿を書くことはできません。ライターの仕事は、執筆力が50%、取材力が50%といっても過言ではないでしょう。

では実際に、自伝・社史・ビジネス書・実用書を執筆するプロのライターは、どのように取材を行っているのでしょうか。

お客様が本当に伝えたいことは、たんなる回答からは引き出せません。取材では、何気ない一言の背景を尋ね、出来事が起きた場面まで戻り、そのときの判断や感情を掘り下げる。さらに、表情、声の変化、言葉の間から「まだ語られていない大切なこと」を感じ取り、適切な問いを重ねる必要があります。

当社のインタビュー取材は、用意した質問を順に読み上げるだけの「一問一答形式」ではありません。取材前に、入念に準備をし、質問の流れを設計します。当日は相手の話をさえぎらずに聞きながら、必要な箇所では「なぜそう考えたのか」「その場で何が起きていたのか」「以前と何が変わったのか」と深掘りしていきます。

このページでは、当社が「事前準備」「取材現場」「原稿作成」の各段階で何を考え、どのように一冊の本へ仕上げていくのかをご説明します。

一冊の本を制作する場合、実際の取材は「3時間×2日間」です。合計6時間の取材によって、一冊分の原稿を執筆するために必要な文章量を確保します。

自伝・自叙伝・自分史の書き方も見る

1.インタビュー前の準備

書籍づくりの目的を明確にする

まず最初に当社が確認するのは、その本を誰に読んでもらい、何を伝え、読後にどのような変化を生みたいかという目的です。

自伝なら、人生のどの経験と思いを家族や後世へ残すのか。社史なら、会社の歩みや理念を社員・取引先・求職者へどう伝えるのか。ビジネス書なら、経営者や専門家の知見を読者の課題解決へどう結びつけるのか。実用書なら、専門的な知識や方法を読者が実践できる形でどう示すのか。書籍の目的によって、聞くべき内容も原稿の組み立ても変わります。

そこで取材前の打ち合わせでは、以下の4点をお客様と共有してから準備を始めます。

  • 誰に読んでもらう本なのか
  • 読者は現在、どのような疑問や関心を持っているのか
  • 著者や会社の、どのような経験・知見・人柄を伝えるのか
  • 読後に、理解・共感・信頼・実践など、どのような変化を目指すのか

書籍の目的は、質問、章構成、文章の調子、写真の選び方までを決める設計図です。当社は、この設計図を曖昧にしたまま取材へ進みません。

インタビュー取材前の「下調べ」

よい取材は、当日の話術だけで決まるものではありません。料理に下ごしらえが必要なように、インタビューには事前の調査が欠かせません。

下調べの目的は、知識を披露することではありません。相手が一から説明しなくても本題へ入れるようにし、本人にとって当たり前すぎて語られにくい話題を共有しておくことにあります。

事前に話題の手がかりを十分に用意しておくからこそ、表面的な経歴紹介にとどまらず、その人にしか語れない経験へ入っていけます。

当社では、お客様からお預かりした年表、会社案内、新聞・雑誌記事、商品資料、過去の文章などを読み込みます。必要に応じて、ご本人の経歴、会社の沿革、業界背景、関連する人物や出来事も調べます。そのうえで、すでに分かっていること、資料同士で食い違うこと、当日確認すべきことを整理します。

目次案を作成する

下調べで集めた情報と、最初に確認した書籍の目的をもとに、取材前の段階で目次案を作成します。自伝なら人生の転機を軸に、社史なら創業から現在までの歩みと理念を軸に、ビジネス書・実用書なら読者の悩みとその解決手順を軸に、各章の役割と順番を組み立てます。

目次案を先につくるのは、一冊全体を見渡しながら取材するためです。章ごとに「この章で読者へ何を伝えるか」を定め、その内容に沿って、出来事、背景、判断、感情、具体例、数字など、個々の質問項目へ細分化していきます。

当社では、思いついた質問を並べるのではなく、まず一冊の目次案をつくり、その目次案に沿って質問項目を設計します。そのため、取材で得た話を後から無理に寄せ集めるのではなく、最初から一冊の本としてまとまりのある素材を集めることができます。

もちろん、目次案は取材前に固定する完成版ではありません。実際にお話を伺い、予想していなかった重要な経験や知見が見つかれば、章の順番や内容を柔軟に見直します。

「質問」の準備方法

取材時間には限りがあります。その時間で文章に必要な素材を取りこぼさないよう、当社では目的から逆算して質問項目を作成します。

ただし、質問票を機械的に読み上げるわけではありません。最初に「必ず確認する質問」を定め、その下に「答えを深める補助質問」「具体的な場面を聞く質問」「事実関係を確認する質問」を用意します。実際の取材では、相手の答えに応じて順番を変え、予定していなかった重要な話が出れば、そちらを優先します。

大きな質問は絞り込み、その一つひとつに複数の掘り下げ方を準備する。この二層構造が、会話の自然さと情報の緻密さを両立させているのです。

①質問の順番を検討する

質問は、重要度だけで並べればよいわけではありません。初対面の方にいきなり失敗や苦労を尋ねても、十分に話していただけないことがあります。

当社のライターは、答えやすい事実確認から始め、現在の仕事、原点となった経験、転機、判断の理由、苦労、成果、将来への思いへと、自然に話が深まる順番を考えます。話題ごとの予定時間も決め、質問表には確認欄を設けます。

一方で、取材中に重要なエピソードが現れた場合は、予定の順番に固執しません。その話が生まれた背景や前後の出来事をその場でたどり、十分に掘り下げてから本筋へ戻ります。

質問表は会話を縛る台本ではなく、必要な素材を取りこぼさず、安心して寄り道するための地図です。当社のライターは、そのように考えてインタビューを行っています。

②質問内容を知らせる

取材対象者には、主要なテーマや質問内容を事前にお知らせするようにしています。突然尋ねられるより、記憶をたどり、資料や写真を探し、考えを整理しておけるからです。数字、年代、固有名詞なども、事前に準備していただくことで正確性が高まります。

ただし、完成した回答文を読み上げてもらうだけでは、その人らしさや本音が伝わりません。文章で回答をご用意いただいた場合も、それを取材の終点ではなく出発点として扱います。

「なぜ、それを最も大切だと考えたのですか」

「実際には、どのような場面でしたか」

「そのとき、周囲の方は何とおっしゃいましたか」

当社の取材では、事前共有によって安心していただき、当日は用意された答えの奥まで丁寧に掘り下げていくようにしています。

③取材場所の選定と撮影準備

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取材場所は、会社の応接室やお客様のご自宅が基本となります。そうした場所が使えない場合は、落ち着いて話すことができ、周囲の声や雑音が録音に入りにくい場所を選びます。たとえば、ホテルの喫茶スペースや貸会議室なども候補になります。

なお、万が一の機器トラブルに備え、録音は二重録音を基本としています。

写真撮影を行う場合は、背景への不要物の映り込み、逆光、照明、眼鏡への反射、服装の乱れなどを確認します。正面だけでなく、目線、姿勢、手元、仕事中の様子など、文章の目的に合う写真を想定して撮影します。

取材内容がどれほどよくても、録音や写真に不備があれば取り戻せません。当社は、会話に入る前の機材・環境確認も取材品質の一部と考えています。

一冊の本を制作する場合、当社の標準的な取材時間は「3時間×2日間」です。二日に分けることで、お客様の負担を抑えながら、一回目の取材後に思い出したことや追加資料も二回目に補えます。合計6時間、目次案に沿って丁寧にお話を伺うことで、一冊分の原稿を作成するために必要な情報量と文章量を確保します。

2.取材現場での注意点

インタビュー取材の導入法

取材が始まっても、当社のライターはいきなり核心的な質問を投げかけません。挨拶や短い会話を交わし、相手の話す速さや声の大きさ、緊張の度合いを確かめながら場を整えます。

早く本題に入ろうとお客様を急かすよりも、「このライターになら安心して話せる」と感じていただくことを優先します。安心が生まれると、準備された回答だけでなく、具体的な経験や率直な感情が語られやすくなるからです。

質問のテクニック

よい取材は、質問の数ではなく、相手の答えをどこまで深く受け止め、掘り下げられるかで決まります。当社のライターは、回答の途中で細かな事実確認を何度も挟まず、まず話を最後まで聞きます。話の勢いや感情を止めないためです。

「とても苦労しました」→「具体的には、どんな苦労がありましたか」

「社員が支えてくれました」→「忘れられない言葉や行動はありますか」

「考え方が変わりました」→「以前と現在では、判断の基準がどう変わりましたか」

また、ときには相手の言葉をそのまま「オウム返し」することで、聞き手との理解のずれを防ぎます。話が広がりすぎた場合は、書籍の目的に関係する言葉を拾い、自然に本題へ戻します。

なお、話が一段落したところで、出来事の場所、時期、登場人物、言葉のやり取りなどを確認します。さらに、抽象的な表現が出たときは、読者が場面を想像できるところまで具体化します。

質問はWhat型ではなくHow型

では実際に、プロのライターがどのようなテクニックを使って話を掘り下げていくのかを、簡単にご紹介します。「それは何ですか」というWhat型の質問は、事実確認には有効ですが、答えが一言で終わりやすい質問です。一方、「どのように始めたのですか」「どのように乗り越えたのですか」というHow型の質問は、過程、工夫、判断、感情を引き出せます。

What型:「御社の強みは何ですか」

How型:「その強みは、どのような失敗や工夫を経て生まれたのですか」

当社では、Howに加えて「なぜ」「たとえば」「その前後で何が変わったか」を組み合わせます。すると、単なる会社説明が、読者の記憶に残る具体的な物語へ変わります。

事実を集めるだけでなく、その事実が生まれた過程と意味まで聞く。これが、当社の取材原稿に厚みが生まれる理由です。

沈黙は思考が深まる大切な時間

質問のあと、相手が黙ることがあります。そのとき、聞き手が不安になって別の質問を重ねると、相手が記憶を探したり、言葉を選んだりしている時間を奪ってしまいます。

当社のライターは、沈黙をすぐに「答えたくない」という拒否とは判断しません。表情や視線、呼吸を見ながら待ちます。話し始めようとしているときは遮らず、困っているようであれば質問を言い換え、答えにくそうであれば無理に踏み込みません。

長く忘れていた出来事や、感情の伴う経験ほど、言葉になるまで時間が必要です。数秒、数分とじっくり待つことで、最初の簡潔な回答とはまったく違う、大切な話が続くことがあります。とくに長い年月を振り返る自伝の取材では、記憶をたどる時間を十分に取ります。

沈黙も取材の一部です。当社は、早く答えを得ることより、相手が自分の言葉を見つける時間を大切にしています。

お客様を急かさず、ゆっくり、じっくりお話を伺うことが、当社の取材の基本です。

メモの取り方

録音をしているから、メモは不要というわけではありません。録音には声が残りますが、表情、身振り、視線の変化、写真や資料を指した瞬間、その場で感じた話の重要度までは十分に残らないからです。

当社では、すべての発言を正確に書き取ろうとはしていません。固有名詞、年代、数字、後で確認すべき事項、印象的な言葉、話題が大きく動いた箇所を記録します。また「ここで笑った」「長い間があった」「声の調子が変わった」といった非言語情報も、必要に応じて残しています。

録音は言葉を正確に戻すため、メモは取材の意味と空気を戻すために使います。二つを組み合わせることで、文章を立体的に再現できるようになるのです。

3.文章作成のコツ

取材原稿の3つの型

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自伝・社史・ビジネス書・実用書などの取材原稿には、大きく分けて「一人称型」「会話型」「三人称型」の3種類があります。当社は、書籍の目的と想定読者に合わせて最適な書き方をご提案します。

1)一人称型

取材対象者が「私」を主語にして語る形式です。本人の言葉が読者へ直接届くため、思い、信念、人柄を強く伝えたい文章(自伝など)に向いています。当社は話し言葉の温度を残しながら、重複や脱線を整理し、本人が自然に語っているような文章へ整えます。

2)会話型

質問と回答を交互に見せる形式です。取材現場の臨場感があり、一文も短くなるため、専門的な内容も読みやすく伝えられます。書籍全体に用いるだけでなく、たとえば5章構成のうち1章を会話型にすると、文章に変化が生まれ、読者の理解を深める助けになります。

3)三人称型

ライターが第三者の視点から人物や出来事を描く形式です。客観性を持たせやすく、複数の資料や関係者の話を組み合わせる社史、ビジネス書、実用書に適しています。自伝でも、他者の視点から人物像を描きたい場合に使えます。一方で、文章が固くなりすぎないよう、ご本人の印象的な言葉や具体的な場面を効果的に取り入れます。

どの型にも優劣はありません。「誰に、何を、どの距離感で伝えるか」を考え、最も効果的な型を適宜選ぶことが重要なのです。

文字起こしについて

文字起こしは、録音内容を文章として確認できる形にする基礎工程です。当社では専用の文字起こしAIも活用し、長時間の取材内容を効率よく文字にします。

ただし、AIの出力結果をそのまま原稿には使用しません。たとえていえば、釣った魚をそのままでは食べられないのと同じです。うろこを取り、骨を除き、身に包丁を入れるような細かな作業が必要です。

文章も同じです。固有名詞、専門用語、数字、否定表現、話者の取り違えを、ライターが録音と照合します。聞き取れない箇所は推測で埋めず、資料やご本人への確認事項として残しています。

AIは録音を文字へ置き換える補助ツールであり、取材相手の表情や言葉の間を読み取り、その場で質問を深めたり、一冊の構成を判断したりする役割までは担えません。当社では、取材と構成、原稿執筆は経験を積んだ人間のライターが担当します。

AIと人間のライターの違いについては、以下のページで詳しくご説明しています。

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「書き出し」の3つの方法

本の冒頭、とくに第一章は、読者が続きを読むかどうかを決める重要な部分です。当社では、目的と素材に応じて、主に次の三つから書き出しを設計します。

  • 取材の流れに沿って始める:説明が明快で、話者の考えを順序よく伝えたい場合
  • 出来事を時系列に並べて始める:創業史、人物史、成長の過程を分かりやすく見せたい場合
  • 最も印象的な場面や結果から始める:読者の関心をつかみ、その理由や背景を後から明かす場合

たとえば社長の半生を扱う文章でも、必ず幼少期から始めるとは限りません。倒産寸前の会議室、初めて大型契約が決まった電話、社員から言われた忘れられない一言など、文章の主題を象徴する場面から始めることがあります。

最も面白い話を最後まで取っておくのではなく、読者を本文へ導くために冒頭で生かす。その後の流れまで見通して、書き出しを決めています。

取材原稿執筆時の注意点

取材対象者の発言には、言い直し、重複、話題の前後、主語の省略が含まれます。それらをすべて削れば整った文章になりますが、その人らしさまで消えるおそれがあります。逆に、話した順に残しすぎると、読者には分かりにくい文章になります。

当社は、事実と意図を変えずに、順番を整え、重複を省き、足りない説明を補います。専門用語は読者に合わせて言い換え、必要なものには説明を加えます。断定の強さや微妙なニュアンスに注意し、本人が言っていない考えを勝手に付け加えません。

「読みやすく整えること」と「話した人らしさを残すこと」の両方を満たすのが、当社の取材原稿づくりです。

①文末を工夫する

過去の経験を語る文章では、文章の終わりが「〜でした」「〜ました」ばかりになりがちです。同じ文末が続くと、内容がよくても平坦に感じられます。

当社では、疑問形、否定形、推定形、断定形、体言止め、会話文などを内容に応じて使い分けます。長い文と短い文の配置も調整し、読者が呼吸しやすいリズムをつくります。

  • 「なぜ、この判断ができたのでしょうか」――疑問形
  • 「成功への道は、決して平坦ではありませんでした」――否定形
  • 「この経験が、現在の理念につながったのでしょう」――推定形
  • 「それが、同社の変わらない原点です」――断定形

文末の変化は、文章を飾るためではありません。大切な言葉を強調し、読者を次の一文へ運ぶために使います。

実際に当社のライターが使う文章表現のテクニックや、執筆を担当するライターについて詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

②文章の「流れ」を出す方法

文章の流れは、接続詞を増やすだけでは生まれません。話題同士にどのような関係があるのかを見つけ、読者が納得できる順番に並べる必要があります。

最も基本的なのは、出来事を時系列で整理する方法です。もう一つは、「現在の結果」から入り、「その結果を生んだ原因」「途中の転機」「過去の原点」へたどる方法です。

たとえば「過去最高の業績」という結果があれば、新商品開発、会議の改革、社員の行動、経営者の判断を単独で並べるのではなく、何が次の出来事を生んだのかをつなぎます。取材中に別々に語られた話も、原因と結果を確かめながら一本の流れへ編み直します。

当社は、録音の順番ではなく、読者が「だから、こうなったのか」と理解できる順番で構成します。

③上手な小見出しの付け方

長い文章には、読者を導く小見出しが必要です。文章の種類にもよりますが、約1,000〜3,000字、ページ数なら2〜4ページに一つを目安にします。また、文字数だけで機械的に区切らず、話題が変わる位置を優先します。

当社は、小見出しだけを順に読んでも、文章の内容と展開がおおよそ分かるように設計します。「創業について」「今後について」といった項目名だけで終わらせず、その部分で最も伝えたい意味をキャッチーな言葉にします。

一方、本文に書かれていない誇張表現や、取材対象者の意図と異なる刺激的な言葉は避けます。読者の目を引く表現を使う場合も、本文の内容を正確に表し、著者の意図を損なわないことを優先します。

小見出しは飾りではなく、忙しい読者にも文章の価値を届けるための案内標識です。

白紙の心で聞く

どれほど緻密に準備しても、いったん取材が始まったら、目の前の話を「白紙の心」で聞くことを当社ライターは大切にしています。

次の質問を考えながら聞けば、相手の何気ない一言や、声のわずかな変化を見落とします。「録音を後で聞けばよい」と考えて目を合わせなければ、相手は聞き手が上の空であることに気づき、表面的な答えで終えてしまうかもしれません。

また、事前調査から「きっとこういう人物だろう」と決めつけることも避けます。準備した仮説と異なる話が出たときこそ、その人らしさが見つかる可能性があるからです。

相手の言葉を受け止め、必要なところでもう一歩尋ねる。話したくないことは無理に聞かない。その場で感じた疑問を率直に確かめる。こうした姿勢が信頼を生み、本人も忘れていた経験や、まだ言葉にしたことのない思いにつながります。

緻密な準備と、先入観を捨てて聞く柔軟さ。その両方があって初めて、深いインタビューになります。

まとめ

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当社のインタビュー取材は、当日の会話だけで完結しません。事前に書籍の目的と目次案を定め、相手の話を深く聞き、事実を確認し、取材後に構成と原稿を整えるところまでが一つの仕事です。

「何を話したか」だけでなく、「なぜそう考えたのか」「その場で何が起きたのか」「その経験が現在へどうつながっているのか」まで聞くことで、その人や会社ならではの経験・理念・知見を文章にしています。

一冊分の原稿は、取材後、約2〜3か月で仮原稿としてお客様へご提出します。事実関係や専門的な内容はもちろん、「この表現は自分らしくない」「ここはもう少し詳しく伝えたい」といったご希望も伺い、必要な修正を行います。

取材から構成、執筆まで信頼できるプロに任せたい。そのような場合は、ライティング株式会社へご相談ください。

自伝・社史・ビジネス書・実用書、それぞれの目的と読者に合わせて、効果的な取材方法と章構成をご提案します。

(ページ執筆者・高木伸浩)

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