今日の一言 恐怖の瞬間がおとずれた!

2014/02/24

あるお客様の中綴じ冊子ができあがってきました。
科学技術関係の報告書2冊分となります。
P2240928.JPG

先週末、これがいろいろとたいへんだったのですね。
何がたいへんだったかというと、あくまでも当社の事情なのですが、私が個人的にたいへんだったわけです。

それは。

表紙と本文部分のデザインは、いいデザインをデザイナーさんが作ってくださっています。でも、文字の上書きや、図版部分の訂正が発生したとき、いちいちデザイナーさんに連絡しないで、自分でやってしまったほうが早いときがあるのです。

それで、デザイナーでもないのに、編集者である私が直接、イラストレータという専用ソフトのデータを触ることになります(泣)。

もちろん、最近のソフトはよくできていますから、私のようなデザイナーでもないものでも、標準的なひととおりのことはできます。でも、やっぱり専門家ではないので、オプション的な作業になると、正しいやり方がわからない場合が多いので、どうしても「無理矢理感」のある方法で、データを作成してしまうことになるのです。

それで...。

お客様にとっては、うれしい印刷出来の瞬間。
それは私にとっては、恐怖の瞬間でもあるのです(笑)。

文字間違い、してないかな?
図版が飛んだり、していないかな?

ペラペラと数ページめくります。
ない、ない、間違いは、どこにもない!
やったー! 完成だ!

となるのです。
不思議なことに、間違いがあれば、なぜか数ページめくるだけで、見つかってしまうのです。印刷前の校了では、目を皿のようにして、見つけようとしても、見つからないのですがね...。




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