今日の一言 お茶の瞑想会・茶梵に参加

2023/08/28

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質問です。

お茶って、何のために飲むのでしょうか。ノドがかわいたから。おいしいから。食事を流しこみたいから。個人的な理由はさまざまですが、もともとは、たばこや珈琲とおなじ、嗜好品です。気分を落ち着かせる効果があります。そのため中国の一部では、薬(くすり)として用いられていたそうです。

その効果を利用してでしょうか。学生時代の先輩が、お茶を飲みながら瞑想をするという「茶梵」(さぼん)というお茶会の体験会を開催されたので、ぜひにということでお伺いしてみました。

瞑想というのは、なにも難しいことはありません。文字通り、ただ目をつむっているだけの行為です。座禅となんらかわりはありません。最近ではマインドフルネスといったりしますよね。

でも。

先輩いわく、瞑想をいくらやっても、何十年やっても、みずからの「意識の成長」につながることはほとんどないし、変わらない、なんの修業にもならないそうです(千人に一人ぐらい)。座禅を何十年やっても変わらないというのですから「禅寺などで修行中のお坊さん、かわいそう」って一瞬おもいました。かくいうわたしも、学生時代からTMなど各種瞑想をやっておりますが、なんら変化はみられません。わたしがその証拠です(笑)。

茶梵では、おいしいお茶をのみながら、お菓子をたべる、たのしく談笑しながら、瞑想する。たったそれだけで意識の成長があるというのです。ほんまでっか?!という疑いが若干生じますが(わたしにはありません)、もし本当なら、考えるだけでワクワクしますよね。なので、参加することにしたわけです。

茶梵の概要を簡単に説明。先述したように、茶梵とは、用意してもらったお茶を飲み、じっと目をつむるだけの冥想法です。前日まで、参加者がとくに用意すべきもの、などはありません。

お茶を注ぐ器は、日本酒のおちょこのようなサイズ。本格的な中国茶の喫茶方式のようです。日本のように大きな器で大量に、ではありません。ワインを飲むにはワイングラスが必要なことと同じだそうです。

お茶っ葉の種類は、アッサムと烏龍茶でした(開催日時や参加者によって変化する)。ともに、一般にはなかなか手に入らない貴重かつ高価なものでした。個人的な感想ではアッサムは、ひじょうに濃厚で香りも上質、烏龍茶は大手メーカーのペットボトルのようなきつさがなく、より洗練されマイルドになったような感じでした。

茶菓子はといえば、和菓子ではありません。身体によさそうな、乾燥ナッツ類でした。また、わたしは地元の饅頭を持参しました。みなさん美味しそうに召し上がってくださいました。

参加者は、指導の山崎さんを含め、6名でした。指導の関係上、どうしても少人数となるようです。

※もっとくわしい内容をお伝えしたいのですが、私のようなスピリチュアル中途半端者がやると、誤解が生じるので、興味のある方は、次のリンクからFBをご覧くださいね。https://www.facebook.com/plugins/post.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fmasaru.yamazaki.75%2Fposts%2Fpfbid0zPcBMveMCT1zEyLqZAo1DQUJ37NpsXegzpf64uZA8XDQPU6Jw9Uvgwc2DkBbBz4Tl&show_text=


お坊さんの書いた本をたくさん読んだ、カント、ヘーゲルなど哲学書を読んだ、心理学を勉強した、スピリチュアルな勉強会に参加した。いろいろな勉強の方法があるとおもいます。でも、実際に冥想をおこなってからの効果が感じられない、どうやったらいい、もう諦めたという人におすすめです。

個人的には、スピリチュアルな世界とは、かかわらず仕事に集中したい、成果を上げたいという欲が強かったからこの四半世紀ほどは、自己の成長への取組はなにもしてきませんでした。

でも、茶梵に参加して、その欠格期間を一気に取り戻せたような感じがしています(先輩いわく)。おかしなスピリチュアルの会に参加しなくてよかった。参加費も手頃だったし。わたしにとって大きなステップであり、記念日となりました。忘れられない日となるでしょう。

※注意※ 冒頭の写真は、当社オフィスで毎日飲むお茶ですので、茶梵とは直接の関係はありません。






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