今日の一言 自費出版希望のお客様、契約相次ぎました!

2023/12/20

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早いものでもう年の瀬ですね。コロナ禍から明けた記念すべき年。マスクなしで外出ができるようになり、お客様と当社ライターがお互いの表情を確認しながら、取材や打ち合わせができる喜びを、かみしめております。

じつは。

この12月は、自費出版希望のお客様、契約相次ぎました。なかでも珍しいタイプのお客様のご紹介をできればと思います。

当社は、菅原道真公で全国的に有名な北野天満宮のちょうど北門すぐの西側にあります。真横には紙屋川がながれ、これは古都でいうなら、西の端にあたる重要な場所です。

つまり。

紙屋川よりも「西は洛外」「東は洛中」となるわけです(泣)。洛外とは京都にあらず、洛中こそが京都であると、昔の人はみなしていたわけでございます。川が彼岸と此岸の境目となっているわけです。「戦国武将が、京都に上洛する」という言い方を聞いたことがおありでしょう。上洛とは、洛中にはいることをさすのです。

ただし。

先述したように、当社は紙屋川のすぐ西側に事務所があります。この12月にお越しいただいたお客様は紙屋川に面した東側のメーカー様。距離にして20m以下のほんとうにお隣様から、「この数年、書きためてきた原稿がある。すこし手直しを加えて、出版してほしい」というご依頼があったのです。

たとえば。

当社には全国から自費出版希望のご依頼がいらっしゃいます。ウソではありません(笑)。北は北海道、南は沖縄まで、全国津々浦々からいらっしゃいます。なので、取材時は、こちらから飛行機に乗ってお伺いしたり、逆に、お客様のほうから飛行機にのってわざわざ当社までお越しいただいたりというような状態で、遠くからお越しいただくことに本当に、感謝しております。

ですが。

当社付近は、閑静な住宅街です。会社はすくないです。すこし足をのばせば金閣寺があるような歴史的な風土をもつ地区でございます。

ですから、個人様ならまだしも、会社関係の方からご依頼があるとは露ともおもえず。。この12月の初旬にお越しになり「歩いて来れるし、御社におねがいしてみるか!」とのお言葉をいただいたときは小躍りするほど嬉しかったです(もちろん、じっさいに踊ってはおりません)。

きっかけはご近所の銀行さんでした。

数年前に飛び込み営業で来社され、借りる必要もないのに、お金を借りてしまいました(笑)。会社になにかがあったときに借りなくて済むからというきわめて消極的な理由からです。それからというもの。この銀行さんは、直接、お客様をご紹介くださるようになったのです。

もちろん、近年の金融機関は、お金を貸すだけでは商売が成り立たず、顧客同士をつなぐ活動に力をいれていらっしゃることは理解できます。でも、お題目だけでなく実際にそうしてもらえると本当に嬉しいです。銀行さんって、すこし前は、ものすごい視聴率をたたきだした「半沢直樹」が放映され、上層部は悪者扱い。貸し剥がしとか、貸し渋りとか、何をしても、悪者にされる存在でした。

でも。

ほんとうは地域の経済をすこしでもよくしたいと、企業と企業を結びつけるような地道な活動に従事されていらっしゃるということを肌で感じることができた、お客様のご紹介となりました。

○○銀行さん。ほんとうにありがとうございました。ところで、紙屋川を実際にみてみたいという方はぜひ、当社にお越しください。北野天満宮や、金閣寺も同時にお詣りできますよ。

歴史を詳しく知りたいという方は、コチラまで。




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