今日の一言 おじの家で見つけたビジネス書

2014/02/21

あまり他人にしていない話をします。
私はこうして、執筆&自費出版会社を経営しているわけですが、経営とはいきなりできるものではない、というのが私の考え方です。どんな物事にも、その下地となるようなことというのが必要だからです。私の場合、それが本であったと思うのです。

もう25年以上前の話です。

大学受験のために、予備校に通っているとき、その予備校の近くに、親戚の家があったのです。母の妹の家です。ですから、毎日予備校に通うたびにそこにいって、お昼ごはんをいただいておりました(そのようなおばの献身があったから、大学に合格したのかもしれません)。じつは、そのおばの夫(私のおじさん)はたいへんな読書家で、その本棚を眺めるのが私の毎日の楽しみだったのです。

その大半はビジネス書や経営理論の本でした。それで気に入ったものがあると借りて読むようになったのです。イラストが多くて、読みやすそうな本から入ったのですが、ビジネス書というのは、じつによくできています。当時、法学部政治学科をめざしていた私なのに「こうすれば売り上げが伸びるとか」といった本を読み始めたわけです......

次回へ続く



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