今日の一言 ソニーの遺伝子
2014/02/05
今日は、名古屋のお客様のところでの取材です。コンピュータ関係のお仕事をなさっていた方なので、珍しいものをもっていらっしゃいました。これがその写真です。
なんだとお思いでしょうか。
ソニーが開発したトランジスタ製の電卓なんですね!
結局、ソニーは電卓市場には、うまみがない、とのことで6年あまりで撤退してしまうのですが、その間に培った技術が今日のパソコン部門に受けつがれ、それがバイオなどのヒット商品を生み出す原動力となったことは、有名な話です。
この電卓が面白いのは、ソニーの開発陣が「持ち運べるようにしよう」
との思いで開発したこと。
これまた、お気づきのように、小型化、携帯化というながれは、ウオークマン以前にソニーがすでにもっていた考え方なんですね!ウオークマンのヒットの影には、創業者だけでなく、他の開発者にも、ソニーの遺伝子というものが脈々と流れていたということです。
最近、調子の悪いソニーさん。
ぜひ、栄光の歴史を思い出して、日本経済を活性化させてくださいね!
ちなみに。
同型機種は、ヤフオクで260万円で取引されています。
ウヒャー。(^_^)v