今日の一言 古代日本には万里の長城があった!

2017/07/11

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※写真は、事務所からすぐ1分の京都の町並み



ライティング株式会社、本体のブログのほうで、宗像大社の世界遺産登録について、書かせていただきました。
https://www.righting.co.jp/blog1/2017/07/post-232.html

宗像大社は、九州なので、最近驚いた九州ネタをひとつご披露します。

羅城ってご存じですか?

羅生門のことではありません。
歴史の専門用語なので、ほとんどの方は知らないと思います。

羅城とは、古代中国にあったとされる都市の様式です。
イメージとしては、都市全体を、何十キロにも渡って、何メートルもの大きな壁で囲っているようなものを想像していただければと思います。

中国は広大な土地があり、都市と都市の間は、すごく遠く、異民族などの侵入もふせぐため、基本的に都市というのは、羅城にする必要があったのです。

ですが、日本の場合、戦争があるといっても同一民族がメインですから、都市の住民が皆殺しにされるとか、そういったことはなく、羅城はないと、されてきたわけです。

※唯一例外なのが、豊臣秀吉が京都に作ったとされる、御土居です。
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000005643.html

ところが。

先日の、NHK・BSプレミアムで放送された「英雄達の選択」のなかで、西暦663年の白村江の戦いに敗れた日本は、唐と新羅が攻めてくることを怖れ、九州の太宰府周辺を、万里の長城のように、囲いつくして、羅城にしている可能性がある、という内容のことが放送されました。

イメージは以下を参照
http://aomatsu123.blog.fc2.com/blog-entry-152.html

まさか、日本に羅城があったなんて!
古代の歴史ロマンは、まだまだ、私たちの知らないことばかりですね。

ところで。

ページ一番上の写真は、戦国時代に京都を囲ったといわれる、御土居の一部です。
当社事務所から歩いて「たった1分」で行けます。

京都にお越しの際は、事務所にお立ち寄りください。
ご案内させていただきますので。(^_^)













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