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知る人ぞ知る名刹 養源院


京都には、世界遺産をふくめ、有名な神社仏閣が山のようにあります。清水寺や金閣寺、下鴨神社や二条城。それぞれがじつに美しく、いく価値があるところばかりです。しかし、そういう有名なところを一通り回ってしまった人は、ある壁にぶちあたります。それは「有名なところには全部行ってしまったから、もう訪ねるところがない」ということです。

これは京都好きの人なら、だれでも一度ははまるもの。
こうなってしまったら、最後。
あとは「食べ歩き」の道しか残されておりません。
高いお金をだして、料亭などいくら回ったところで、真の京都の魅力は味わえないんですね。(^_^;) 栄養の多いものをいっぱい食べて、太っていくだけ、なのです(笑)。

京都で生まれ、京都で45年間育った私。
「どこか京都で、いいお寺知らない?」とよく聞かれるので、そこで今回は、おすすめのお寺をご紹介したいと思います。

その一つが養源院です。養源院へのアクセスは、京都駅から三十三間堂行きのバス「208」「206」「207」あたりに乗っていけば10分ほどで到着します。歩いていっても、15分ほどで到着できますね。
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場所は三十三間堂とハイアットリージェンシーホテルのちょうど間になります。その間の道をはいると都会の喧噪からはなれ、じつに落ち着いた雰囲気になるから不思議です。詳しくは観光ガイドにまかせるとして書きませんが、豊臣秀吉の側室淀殿が、自信の父の菩提をとむらうために、建てたのがはじまり。関ヶ原合戦時の有名な血天井をはじめ、ふすま絵などの重要文化財が山のようにあります。ぜひご覧になられることをおすすめします。

じつは。

ここの住職さんと、我が社の成り立ちに、かなり深いつながりがあります。というのは、私の東山中学時代の恩師なのです。中学時代3年間、みっちり現代国語をおしえていただきました。その基礎があるおかげで、国語が好きになり、現在、執筆や編集に携わらせてもらっているわけです。
※東山中学は仏教系の学校なので、先生はお寺関係の人が多いんです。
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写真はひさしぶりにお会いした恩師、吉水一成先生。先生を退職なさったあとは、お寺の住職として、りっぱにお勤めを果たされています。5月4日(土)に中学校の同窓会を、先生のご自宅の養源院の隣、ハイアットリージェンシーホテルで開催したので、喜んで駆けつけてくださいました。同窓会に先立ち、皆で養源院をお詣りすることもできました。

当時とまったくかわらない、お若く元気なお姿に感動しました。先生に教えていただいた日本語のおもしろさ、楽しさ、奥深さを伝えていく、仕事ができる私は幸せ者です。先生、いつまでもお元気でいてください。






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